こんにちは、スパニストの池田です！

最近こんな変化を感じていませんか？

・白髪が急に増えてきた
・髪が細くなって、根元がペタッとする
・昔はなかったうねりが出てきた
・頭皮がかたい、重い、疲れやすい

これらは「年齢のせい」で片付けられがちな悩みですが、実はその裏で “頭皮の炎症” がゆっくり進行している 場合があります。

炎症と聞くと「赤くなる」「かゆい」というイメージを持つ方が多いですが、頭皮の炎症はほとんどが“自覚のない慢性炎症”。
気づかないうちに進み、気づいた頃には髪の変化として現れます。

なぜ40代から頭皮は炎症を起こしやすくなるのでしょうか？

●① ホルモンの変化

40代に入ると、女性ホルモン（エストロゲン）が徐々に低下します。
エストロゲンは 血行促進・抗炎症・抗酸化・皮膚のバリア維持 に深く関係しているため、減少すると頭皮が刺激に弱くなり、炎症が起こりやすくなります。

●② 酸化ストレス（活性酸素）

紫外線・大気汚染・ストレス・睡眠不足。
これらによって頭皮では日々「活性酸素」が発生します。
活性酸素は細胞を傷つけ、さらに炎症を引き起こすことがわかっています。

※頭皮は顔の3倍紫外線を浴びると言われ、酸化の影響をとても受けやすい部位です。

●③ 血行不良

筋肉のこわばり、姿勢のくずれ、ストレス…。
これらが重なると頭皮の血行はすぐに滞ります。
血流が悪いと、炎症物質の排出が遅れ、頭皮の中に熱がこもるようになります。

●④ カラーやパーマなどの化学刺激

40代になると白髪対策でカラー頻度が増える方も多いです。
薬剤自体は安全に作られていますが、繰り返される化学刺激は“慢性炎症”の引き金になることがあります。

頭皮が炎症を起こすと何が起こるのでしょうか？

炎症が続くことで、髪を作る「毛包（毛根の器官）」の働きが弱くなります。

・白髪：メラノサイト（髪に色をつける細胞）がダメージを受ける
・細毛：髪を作る毛母細胞の働き低下
・うねり：毛包の形がゆがむ
・ボリューム低下：血流が落ち、栄養が毛根まで届きにくい
・乾燥・かゆみ：バリア機能の乱れ

つまり、見た目の変化の前には必ず、頭皮のコンディションの低下があります。

スローエイジングスパでは“炎症を鎮めるケア”を最優先に考えます。

1. マイクロスコープで現在地を把握

炎症の赤み、毛穴の詰まり、乾燥状態、角質の状態などを細かくチェックし、「なぜ今の髪になっているのか」を一緒に確認します。

2. 血流を改善するマッサージ

硬くなった筋膜や筋肉をゆるめることで、炎症物質を流し、新しい酸素や栄養が頭皮へしっかり届きやすくなります。
頭皮、首、肩、耳周り、これらを総合的にほぐし、頭の“巡り”を取り戻します。

3. 成分による炎症ケア

サロンでは、水素・ミネラル・オゾンなど、炎症を鎮めたり代謝を支えたりする成分を活用。

・水素：活性酸素を還元
・ミネラル：細胞の代謝スイッチをサポート
・オゾン：頭皮の酸化物や薬剤残留を無害化し、炎症やにおいの原因を抑える

これらは「表面を潤す」のではなく、頭皮の内部環境にアプローチします。

4. 継続ケアで“戻しにくい頭皮”へ

炎症は一度おさまっても、生活の中ですぐ再発しやすいもの。
だからこそ、定期的なケアで「炎症の起きにくい土台」を作ります。

白髪・細毛・うねりに悩む方へ

“見えている髪”は「結果」であり、“頭皮の状態”が「原因」です。

40代以降の髪の悩みは、努力不足でも、遺伝でもありません。
多くは、ゆっくり進む“頭皮炎症”が背景にあります。

もし今、「このまま変化が進むのかな…」と不安を感じている方は、
一度、頭皮の炎症をリセットするケアを取り入れてみてください。

スローエイジングスパはそのための場所としてあります。

未来の髪のために、今できることを一緒に始めていきましょう。